バラの品種紹介_グラハム・トーマス

グラハム・トーマス 2020.5.6

グラハム・トーマス

  • Graham Thomas
  • 作出年:2001年
  • 作出国:イギリス
  • 作出者:David Austin(デビッド・オースチン)
  • イングリッシュローズ
  • 返り咲きあり
  • 強香(ティー)
  • 2009年 世界バラ会連合 殿堂入り

イングリッシュローズの代表的な品種。

イングリッシュローズとは、イギリスの種苗会社「デビッド・オースチン・ローゼズ社」が作出したバラの総称。
オールドローズの姿と香り、ハイブリッド・ティーやフロリバンダの四季咲き性や幅広い色調を、両方持ち合わせた新しいスタイルのバラとして登場した。

1983年に世界バラ会連合殿堂入りを果たしている白バラの名花「アイスバーグ」が交配親になっており、その特徴と魅力が存分に受け継がれている。「アイスバーグ」は「シュネーヴィッチェン(ドイツ語で白雪姫)」の別名もあり、しなやかな枝振りと純白の可憐な花が魅力的なバラ。イングリッシュローズの中では、「ヘリテージ」の交配親にもなっている。
グラハム・トーマスも2009年に世界バラ会連合殿堂入りを果たした。

イギリスのバラ栽培家であり、ガーデンライターでもあるグラハム・トーマス氏に捧げられたバラ。
グラハム・トーマス氏は、デビッド・オースチンのナーセリーに足しげく通い、貴重なアドバイスをたくさんしていたという。その恩に答えて、デビッド・オースチンがグラハム・トーマス氏にバラを捧げることを決めて、新種候補のバラの中から、グラハム・トーマス氏本人が品種を選んだ。

発色のいい原色に近い黄色が目を引くバラで魅力的。比較的ツル性が強いのでアーチやオベリスク、フェンス仕立てで育てるのがいいかも。

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