コーヒー

例えば、子どもの頃、コーヒーを苦くて飲めなかった。
でも、大人になったら飲めるようになった。美味しく感じるようになった。

これって、何だか大人の味が分かるようになった、苦味を楽しめるようになった、みたいに感じてしまうけど、実は違うんじゃないかと思う。

本当の所は、子どもの頃に感じることができていた苦味を、大人になって感じることが出来なくなったのではないか。

成長しているんじゃなくて、むしろ劣化、鈍感になっているような気がしている。

子どもは敏感。若い人は敏感。コーヒーの苦味も人間の苦味も敏感に感じてしまう。

だから、大人と接する時と、子どもと接する時じゃ、同じようなやり方じゃいけない気がする。
子どもは色んなことを繊細に敏感に感じる。感受性が豊か。

だからきっとお化けとかトトロとかも見えるんだろう。

と言うわけで、新人には優しくしよう。

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